ジェノグラム作成ソフトの選び方:心理・介護・福祉の現場で確かめる7項目
ジェノグラムを描けるソフトはたくさんありますが、臨床の記録として残すジェノグラムには、系図アプリや汎用の作図ツールにはないものが必要です。下の7項目を、実際に1事例を描きながら確かめてください。このページは製品の順位付けはせず、項目ごとに Auruda Genogram がどうしているかだけを記しています。
1. 標準のジェノグラム記号を使えますか?
ジェノグラムを臨床の記録として使うなら、まずマクゴールドリックとガーソンの標準記号をそのまま描けるかを確かめます。男性は四角形、女性は円、本人は二重の輪郭、死亡は×、婚姻と離婚の線、そして関係線です。汎用の作図ツールには図形しかないので、関係線や本人の印は自分で組み立てることになります。
Auruda Genogram は標準記号を使い、記号一覧(27種)を公開しています。
2. 家族を自動で整列してくれますか?
家族が10人ほどを超えると線が交差しはじめ、手で並べ直すほうが描くより時間がかかります。同じ世代が同じ高さに並ぶか、夫婦が隣り合うか、子どもが親の下に年長順に置かれるかを確かめましょう。
Auruda Genogram は、人物や関係を追加するとすぐに自動で整列します。
3. クライエントの情報はどこに保存されますか?
ジェノグラムには名前、病歴、家族歴が含まれます。プライバシーポリシーで、どこに保存されるか(端末かサーバーか)、暗号化されるか、どう削除できるかを確かめます。使うのにアカウント登録が必要かどうかも大切な点です。
Auruda Genogram は、ログインしなければ作成内容を端末にのみ暗号化して保存します。自動整列を計算するときは内容がサーバーを経由しますが、保存はしません。ログインすると、別の端末でも続けられるよう AES-256-GCM で暗号化してサーバーに保管します。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。
4. 発表や共有のときに名前を隠せますか?
事例発表やスーパービジョンでは、クライエントが特定されてはいけません。名前とメモをまとめて隠せる操作が一つあれば、ジェノグラムを描き直さずに済みます。
Auruda Genogram には「名前を非表示」ボタンがあり、名前とメモをまとめて隠せます。
5. どんな形式で書き出せますか?
報告書や論文、スライドにジェノグラムを入れるには画像として書き出す必要があります。使った記号の凡例があれば、読み手がそれぞれの線の意味を尋ねずに済みます。
Auruda Genogram は PNG 画像で書き出し、そのジェノグラムで実際に使った関係線と健康状態だけを集めた凡例を横に付けられます(付けないこともできます)。
6. 無料でどこまでできますか?
無料プランでは、人数、保存できるジェノグラムの数、書き出しが制限されていることがよくあります。インストールや会員登録が必要か、無料の範囲で1事例を描き切れるかを、実際に1つ描いて確かめましょう。
Auruda Genogram は無料で、インストール不要でブラウザで動き、会員登録なしで始められます。
7. 表記を学ぶための練習教材はありますか?
カウンセリングや福祉・看護を学ぶ人にとっては、記号を暗記するより事例から描くほうが早く身につきます。記入例があるか、自分の描いた図を模範解答と比べられるかを確かめましょう。
Auruda Genogram は、完成した記入例11点と、自分で描いて模範解答と比べて採点できる練習問題11事例を用意しています。
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Auruda 編集チーム · 最終確認 2026-10-27 · このページは臨床的な判断に代わるものではありません。